気象庁によると、東京都の年平均気温は、100年間で約3.0℃上昇したらしい。
ここ最近、二酸化炭素やメタンといった温室効果ガスの増加による地球温暖化が騒がれているが、それによる気温上昇量は100年間で約1℃と想定されていて、東京都の気温上昇が異常であることがわかる。
ちなみに、この東京における平均気温の上昇量は、日本の他の大都市に比べ、もっとも大きい。
こうした気温の上昇のわかりやすい例が熱帯夜。寝苦しい毎日が続くが、ほとんどの家庭ではエアコンの利用で不快感を回避していると思う。しかし、そのエアコンによってにエネルギー消費量が増え、都市の高温化を一層促進してしまう。かなりの悪循環だ。
2008年08月15日
2008年08月14日
ヒートアイランド現象の原因
このヒートアイランド現象の原因は何か。
・道路で使用されているアスファルト・ビルのコンクリートに蓄積された太陽光の熱
・都市部なるほど立ち並ぶ多くのビルの空調設備から排出される熱
・自動車のエンジンなどから排出される熱
・樹木の減少による土中の水分低下
が考えられる。
さらに、近年高層化が進むビルが、海や川の沿岸部に隣接し、風の流れを遮り、それがさらに都市部の高温化に拍車をかけてしまっているらしい。
臨海マンションなどもある意味、考えものか。。。
・道路で使用されているアスファルト・ビルのコンクリートに蓄積された太陽光の熱
・都市部なるほど立ち並ぶ多くのビルの空調設備から排出される熱
・自動車のエンジンなどから排出される熱
・樹木の減少による土中の水分低下
が考えられる。
さらに、近年高層化が進むビルが、海や川の沿岸部に隣接し、風の流れを遮り、それがさらに都市部の高温化に拍車をかけてしまっているらしい。
臨海マンションなどもある意味、考えものか。。。
2008年08月13日
ヒートアイランド現象の対策
ヒートアイランド現象の対策はどうするか。
・屋上緑化・壁面緑化の採用
・高光反射率素材・塗料の採用
・透水性舗装・保水性舗装・遮熱性舗装の採用。
・水上や郊外から涼しい空気が都心に流れやすいようにする「風の道」の確保
・散水、打ち水
・自動車・航空機などの輸送機器、ビルなどの空調・給湯からの人工排熱の抑制
というところがあげられる。
近年では、東京都などの自治体によっては一定の条件下で屋上の緑化を義務付けていたりしているところもあり、多くの都市で助成金を出し、ヒートアイランド現象への対策を行っている。
・屋上緑化・壁面緑化の採用
・高光反射率素材・塗料の採用
・透水性舗装・保水性舗装・遮熱性舗装の採用。
・水上や郊外から涼しい空気が都心に流れやすいようにする「風の道」の確保
・散水、打ち水
・自動車・航空機などの輸送機器、ビルなどの空調・給湯からの人工排熱の抑制
というところがあげられる。
近年では、東京都などの自治体によっては一定の条件下で屋上の緑化を義務付けていたりしているところもあり、多くの都市で助成金を出し、ヒートアイランド現象への対策を行っている。
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